『本物の“アーティスト”』
最近誰に対してもアーティストという言葉が使われてるけど、本当に「アート」の域に
達してるミュージシャンはほとんどいない。
グリーンデイはずっと異彩を放ち続けてきたけど、このアルバムで
真に彼ら自身の「アート」を作り上げたと思う。
パンクロックというにはあまりにも綺麗で切ないメロ、
ポップというにはあまりにも厚みのある攻撃的な音と、ビリー独特の哲学の効いた内面的な歌詞。
このアルバムでは若さゆえの苦悩だけじゃなく、
大人になっていく喪失感(Grouchなんかまさに!)と、成熟した大人の愛情が描かれている。
ビリーなりのラブソングはredundantとscatterd。歌詞読んでると胸がキュンとなる。
UptightやWorry Rockではグリーンデイ色の強い爽やかなメロとそれに反して内面的な歌詞、
Hitchin' a rideやTake Back では毒と攻撃性も盛り込んだ。
アコースティックナンバーのGood Riddanceはファンならずとも必聴の名曲!!!
捨て曲なし!!!